こんな番組があった その5
26回連続の企画をたてながら13本の制作と半数で打ち切り、しかも12本放映という変則な結果に終わりました。
放映するTBS側の担当者として、映画製作課に在籍していた岩崎嘉一氏(現・第一制作局次長)は
「テレビのぼつ興期でしたので民芸さんの進歩的な企画にTBSも乗り、フロンティア精神にみちていましたが、社会性のあるテーマが先行し、満足のいくようにいたらなかった。だが、なんとか国産テレビ映画を盛りあげようと、がむしゃらに突っ込んだテレビの懐かしい青春時代でした」
と古き良き思い出を語っていたそうです。
放送順序をどうして決めるか、選挙の投票日の前夜に汚職議員が再選される話のドラマを流せるかどうか、スポンサーと番組内容との関係はどうか等々、放送局の基本問題を洗い出した点で、さらに社会的な話題を呼んだ番組でもあったのです。